統一教会の問題点(マインドコントロールによる支配)

マインドコントロール

操作者からの影響や強制を気づかれないうちに、他者の精神過程や行動、精神状態を操作して、操作者の都合に合わせた特定の意思決定・行動へと誘導すること・技術・概念である

といった定義がされている様です。統一教会が信者の行動を制御する為にマインドコントロールを行ったと言われています。

個人的には洗脳と言った言葉についてもほぼ同じ意味だろうと思っていましたが、洗脳は暴力や恐怖を直接与えて操作者の影響や強制の認識を与えた上で従わざるを得ない状況に追い込む手法の様なのでその点に差がある様です。しかし現状の報道等ではあまり明確に分けられていない様に思えますね。

統一教会側が「あなたの不運は地獄で苦しんでいる先祖の霊が原因です。そこでこちらの不思議な印鑑や壺等を購入してどうにかしましょう」といった(外野から見たら馬鹿げてるとしか思えませんが)恐怖や不安感を与えた上で献金・購入をすすめていたという証言もありますし確かにここの差別化はあまり重要ではないかもしれません。

 

フランスではカルト団体やマインドコントロールについてより議論や法整備が進んでおります。既にカルト団体に対してはセクト、マインドコントロールが認められた場合には無知・脆弱性不法利用罪といった罪状で取り締まられる体制が整っています。ちなみにこの議論が進んだきっかけになった事件も統一教会が40年前にフランスで起こした事件の様です。

日本にはマインドコントロール自体を取り締まる法律は未だに制定されておりませんが、既にマインドコントロールの違法性を指摘した判決は出ております。XjapanのToshiさんが10億円以上の被害にあったホームオブハート事件です。下にリンクを貼っておきます。2007年に判決が出たようです。

判決文を見るとマインドコントロールの違法性や反社会性について"論をまたない""論じるまでも無い"などの記述が散見されます。法整備されていない為このような記述にならざるを得なかったのでしょうが、社会通念上明らかな違法行為であると言った主張は確かに認められました。

マインドコントロールが違法行為だと司法判断があったのならば法整備は早急に行うべきだったと思うのですがこれは素人考えなのでしょうか...社会通念といった裁判官に大きな裁量を持たせてしまう曖昧な判断基準が認められている事自体がそもそも危険であるので、先にフランスの様な法整備が必要であったが間に合わなかった為暫定的な司法判断として認められたと位置づけした上で、その整備を急ぐ必要があると思います。

それを行わない事は

  1. マインドコントロールの違法性・反社会性の軽視
  2. 社会通念による司法判断の危険性の軽視

以上の2点から立法機関の怠慢に思えます。特に問題視されている今になってなお法整備の動きがない事は驚きました。

 

反論の例として「マインドコントロールは日常的にあるものでマインドコントロール自体を取り締まる事は難しい」といったものがありますが、これはマインドコントロールの拡大解釈や再定義による詭弁ではないでしょうか。そこまで苛烈な日常を送っている人間が多く居るとも思えませんが...

マインドコントロールとは自我が不安定になる程の人格への介入を受け、その上で行われる金銭的あるいは肉体的搾取とセットになる文脈で語られるべき言葉であって、例えば「トイレには神様が居るらしいから綺麗にしとくといいことあるよ」といった教えによってトイレ掃除を毎日行うようになった少年が居たとしてそれはマインドコントロールとは言えないでしょう。

 

 

統一教会が信者にマインドコントロールを施し過去から現在に至るまで高額献金等を行わせている事は、信者の証言や安部元首相を殺害した山上氏の母の言動からも明らかになってきております。法整備を助けるマインドコントロールの違法性を認めた司法判断も既に上述のホームオブアート事件以外にも出てきている様です。

 

ここまでに書いてきたようにマインドコントロールについて法整備する為のカードはとうに十分揃っている様ですが、未だに動きが無い辺りにズブズブを感じますね流石自民党です。

どうにかして早く無知・脆弱性不法利用罪に倣ったマインドコントロールについての法整備を完了させ清く正しく潰してしまおうカルト団体!以上

 

 

ホームオブハート事件判決文

http://masakikito.com/hohcace20070226.html